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【アトピー性皮膚炎】アトピーは寄生虫が治す?! お腹の虫が免疫に凄い

      2015/11/07


こんにちは、虎狼助です。
応援くださる方や、また読みに来てくださった方ありがとうございます。
初めて来てくださった方、お会いできた事を非常に嬉しく思います。
この記事ではアトピー性皮膚炎が改善したという「寄生虫との関係」という事についてみていきたいと思います。

 
「アトピー性皮膚炎」は現代が「清潔になりすぎた」事による現代病の一種とされてきました。
「清潔になりすぎた」といわれる理由の中に「寄生虫がいなくなった」事が挙げられています。

 
アトピー性皮膚炎と寄生虫の関係について見ていきましょう。

 

 
寄生虫

 

 

アトピー性皮膚炎と寄生虫について

 

そもそも何故「寄生虫」と肌の疾患である「アトピー性皮膚炎」が関わっているという疑問が起こったのでしょうか?

 

それは「先進国」と「発展途上国」で「アトピー性皮膚炎」を始めとした患者の数の違いに着目したことが始まりだそうです。

 

  • 先進国は「アトピー性皮膚炎」を始めとしたアレルギー疾患の患者が多く
  • 発展途上国は「アトピー性皮膚炎」を始めとしたアレルギー疾患の患者が少ない

 

この関係がまずはじめに着目されました。

 

そして、「先進国の人は肌が汚い」のに対し「発展途上国の人は肌がきれい」という事実があります。
この事実を突き詰めていったところ「寄生虫」との関係が指摘されるようになりました。

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎の”免疫”について

 

アトピー性皮膚炎は「免疫」の働きによる物であることが指摘されています。
体の中に「アレルゲン」となる物を排除しようとすると「アトピー性皮膚炎」を始めとした諸疾患を起こします。

 

“排除”をする為に体は「抗体」を作ります。この抗体を使う事で体の中で有害であると判断されたものを撃退するのです。
アトピー性皮膚炎の中で注目されている抗体は「Ige抗体」と呼ばれるものが関わっているとされています。

 

これがアトピー性皮膚炎の着火剤となる「免疫」となるのです。

 

この「Ige抗体」というのは、そもそも人間が現代まで生き抜くまでに必要な物として使われてきました。
それが「体内に侵入した”寄生虫”の撃退」です。

 

体内に寄生虫が侵入すると体は血中に「Ige抗体」を放ち、物理的に寄生虫を死滅させて体外に排出するように促すのです。

 

つまり「Ige抗体はアトピー性皮膚炎を始めとしたアレルギーの原因とされている」「今までIge抗体は寄生虫を撃退する為に使われていた」
この二つの事実から「アトピー性皮膚炎と寄生虫は関係している」という結論になるのではないでしょうか。

 
ちなみにこれは「アトピー性皮膚炎」に限った話ではありません「Ige抗体」は「喘息」や「花粉症」についても諸原因とされています。
 

 

 

 

アトピー性皮膚炎治療に期待される寄生虫の二つの効果

 
寄生虫が「アトピー性皮膚炎を始めとしたアレルギー疾患」と関連している事はなんとなく見えてきましたね。
では何故「寄生虫」が居なくなったことで「Ige抗体」が”アレルギー”として悪さをするようになったのでしょうか?

 
普通であれば「寄生虫」が体内に居れば「Ige抗体」が全身をめぐるので「凄く酷いアトピー」になるのではと考えてしまいます。

 
これには「寄生虫」に人間の体が感染する事で二つの効果があるとされている為です。

 

 

 

寄生虫効果1:NK(ナチュラルキラー)細胞の増加

 
群馬大大学院医学系研究科の石川治教授(皮膚科学)らの研究グループが「寄生虫の感染でアトピー性皮膚炎が改善する仕組みを解明した」と発表したことが元ネタとなります。

 
これは「湿疹を発症したマウス」に、寄生虫である「マラリア原虫」を感染させる事で、経過を観察するという研究です。
その結果「寄生虫の感染症状が進行する毎に、マウスの湿疹が改善された」という発表がされました。

 
湿疹が改善したマウスの皮膚を調べたところ、免疫の力に関係する「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が増加していたそうです。
つまり「肌の免疫力が上がった」事で「湿疹が改善」したという事です。

 
ちなみに免疫云々については以下の記事でも紹介しておりますので参考になれば幸いです。
治らない肌あれと慢性化について ”免疫力”は”治癒力”

 
逆にこの「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が増加しないよう薬剤を投与したマウスで同様の実験をしたところ、湿疹は改善されなかったそうです。

 
つまり「寄生虫の感染」により「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が増加する事で「アトピー性皮膚炎」が発症しない一つの根拠となります。

 

 

 

寄生虫効果2:抗体(Ige)の無効化

 
次は「寄生虫」の立場に立って考えてみましょう。
「人間の体内に侵入すれば死んでしまう」のであれば、長い年月の中で寄生虫は人間の体に寄生する事はなくなるでしょう。

 
しかし、実際は衛生状態が良くなければ感染してしまいます。
「Ige抗体」は「寄生虫」を撃退する抗体ではないのでしょうか?

 
ここでの可能性としては「寄生虫」が「Ige抗体」を無効化するという効果がうたわれている事です。

 
寄生虫は「Ige抗体」により攻撃を受けます、それは攻撃を受ける側としては由々しき事態です。
しかし、自分自身も生き抜かなければならない状況であれば「生き抜く術」が必要です。

 
それが「Ige抗体の無効化」です。
寄生虫は自分を撃退しようとする物質を無害化する物質を産生するそうです。
それをしないと人体に「寄生」できません。

 
その物質を寄生虫が放出し続ける限り、Ige抗体を体がいくら作り出しても無害化されます。
この物質は「抗原」である様々な働きを低下させるそうです。

 
つまり「Ige抗体」をいくら体が作り出しても「寄生虫」によって無害化されるので「アトピー性皮膚炎」が発症しない一つの根拠となります。

 

 

 

 

まとめ

 
この記事でのまとめです。

  • アトピー性皮膚炎と寄生虫の関係は「先進国」と「発展途上国」の患者数の差が注目された事が始まりでした
  • アトピー性皮膚炎の原因とされる抗体に「Ige抗体」があります
  • 「Ige抗体」は「寄生虫」を撃退するための抗体でした
  • 「寄生虫」に感染すると「Ige抗体」が産生されるのであれば「アトピー性皮膚炎」は昔もあったはず
  • 「寄生虫」に感染する事で起きる二つの効果から「アトピー性皮膚炎」が起きなかったものと思われる
  • 一つ目の効果が寄生虫に感染する事で皮膚の「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が増加する事
  • 二つ目の効果が寄生虫が産生する物質により「Ige抗体」が無効化されていたこと

 
ちなみに、「寄生虫」の効果を使ったアトピー性皮膚炎の治療はまだまだ研究段階という事もあり、期待はできなさそうです。
先進国として衛生を手に入れた日本ならではの病気とも言えます。

 
とはいえ、「衛生」を手に入れたのであれば、その幸福な環境の中でいかに生活していくのかが現代病である「アトピー性皮膚炎」を乗り切る糸口になってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様が健やかなスキンライフを送れますように。

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