【アレルギー】食物アレルギーとは 即時型と遅延型を知ろう
2015/11/07
離乳食で初めて卵を与えたら全身にぶつぶつが出た。
ゼーゼーいってむずかり、夜も眠れないほどだったので卵はやめている。
生まれて1~2ヵ月くらいまでは肌もスベスベで、かわいくて母乳はよく飲むし安心していたら、心身がほっぺから痒がってかわいそう。
夜も眠れず大変で、お医者さんにかかったら「卵・牛乳・小麦のアレルギーです、お子さんもお母さんも卵・牛乳・小麦をやめてください」と言われた。
これらはどちらも食物アレルギーによるものです。
食物アレルギーと思われる症状で病院に関わる人の多くは「赤ちゃん」と言われています。
この記事ではまず、食物アレルギーにはどのようなタイプや特徴があるのかを見ていきましょう。
目次
「即時型」と「遅延型」の食物アレルギーについて
食物アレルギーには「即時型」と「遅延型」の二つのタイプのアレルギーがあります。
食べてすぐに蕁麻疹、喘息、下痢、嘔吐などの症状が出る物を「即時型」と言います。
それに対し、食べて1~3日後に湿疹が出る物を「遅延型」と言います。
特に食べて2~3日してから皮膚炎が出た場合の関係については専門家の間でも意見が分かれていて、中には「食物アレルギーは即時型しか起きない」と考えている医師もいるようです。
このため、病院を利用する人からすればかかる医者によって意見が異なり、振り回されてしまうという事も起きてしまうでしょう
即時型の中で一番多いのはIgE抗体が関与するⅠ型アレルギーですが、最近では即時型でもこのⅠ型とは違った「牛乳アレルギー」もあると言われています。
生まれたばかりの赤ちゃんが育児用粉ミルクで嘔吐して発症する事が多いようです。
改めて食物アレルギーの複雑なメカニズムが議論になっています。
即時型の原因となる食べ物と症状について
まず食べてすぐ反応が出る即時型の食物アレルギーについてみていきましょう。
これについては厚生労働科学研究報告書が有名ですのでご紹介しておきます。
病院に対し、食べて60分以内に症状が出現して来院した人の原因となった食べ物は何かとのアンケート調査をまとめた物です。
何と言っても筆頭は「鶏肉」、次に「乳製品」「小麦」と続きます。
この後は、甲殻類、果物、そば、ピーナッツ、魚卵です。
即時型の食物アレルギーの原因となる主な食べ物をまとめると次の通りです。
- 鶏肉
- 乳製品
- 小麦
- 甲殻類
- 果物
- そば
- ピーナッツ
- 魚卵
ちなみに対象となった食べ物を食べた後のアレルギー症状としては嘔吐、下痢、蕁麻疹、喘息ショック等を対象として行ったそうです。
厚生労働省の研究班で調査しているのは、食べて60分以内の出た蕁麻疹・嘔吐・下痢・喘息・アナフィラキシーショック等の症状についてですが、学会で今までに報告されている「食物アレルギーが原因で起きる病気」がさまざまな物があり、私たちが一般的には聞かないような病気もこれに含まれています。
主な物だけをまとめると次の通りです。
- 蕁麻疹
- 嘔吐
- 下痢
- 血便
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- アナフィラキシーショック
このほかにも「ネフローゼ症候群」や「血管性紫斑症」等、聞きなれない病気もアレルギー症状としてまとめられます。
なぜ食物アレルギーが起きるのか? 仕組みについて
では、食物アレルギーが起きる仕組みはどのような物があるのでしょうか。
アレルギーの症状として基本となるのはⅠ型~Ⅳ型のすべてのアレルギーのタイプです。
Ⅰ型~Ⅳ型のアレルギーの詳細について「アレルギーとは 免疫システムの異常と症状・病気」で紹介していますので内容についてはそちらを参考にしてください。
先ほどの記事で紹介しているⅠ型~Ⅳ型アレルギーの他に、食物アレルギーには新しいタイプのアレルギーもあります。
また、食物を原因とする一種の食中毒や仮性アレルギー、乳糖不耐性等の「食物不耐性症」も食物アレルギーと似たような症状を示すため、食物アレルギーが発生した後の判断は厄介です。
食物不耐性の代表は「牛乳」です。牛乳には乳糖と呼ばれる成分を含んでいますが、この成分を消化する酵素が日本人は少ないと言われています。
このため、症状として下痢などの食物不耐性症の症状が起こりやすくなります。
この食物不耐性の症状は必ずしもアレルギー反応ばかりではないので判断が付きづらいのです。
判断は医師であっても難しいとの事です。
同じ食物を再投与してみて症状が出るかどうかを確かめるのが一番ですが、同じ食材でも鮮度が違っただけで症状が出たりでなかったりすることがあり、その人の生活スタイルを鑑みた判断が必要となります。
例えば「イカ」を例にとります。
生のイカを食べると蕁麻疹が出るのに、スルメのように加工されたイカを食べる場合はアレルギー症状が出ないというのはよくある話です。
なのでスルメを食べて異常がないことを軸にして「イカアレルギーはない」とは決して言えません。
「即時型」の食物アレルギーではⅠ型アレルギーが多い
厚生労働省による、食後60分以内に症状の出た患者についての調査を見てみると診断根拠については詳しく触れられていませんが、やはり、最も多い反応の仕組みはスギ花粉症やダニアレルギーと同じⅠ型アレルギーです。
離乳食で初めて卵を与えたら蕁麻疹が出て、ゼーゼーとなって嘔吐したという事で病院に行った赤ちゃんが検査を受けたところ、血液中に卵に対するIgE抗体が高い値で検出されます。
卵に対するIgE抗体を持っている赤ちゃんに卵を食べさせたために、腸の粘膜のマスト細胞にくっついているIgE抗体と卵が反応し、マスト細胞から脱顆粒によってヒスタミンやロイコトリエンといった化学物質が放出され、卵を排除しようと働いているのです。
IgE抗体やマスト細胞や脱顆粒については「スギ花粉症の原因と治療」の一部で詳しく紹介しています。
卵の成分が吸収されて血液中に入ると、全身の血管の中でアレルギー反応が起こります。
血液の中ではマスト細胞は「好塩基球」と言われていますが、アレルギー反応を起こす仕組みは同じです。
ヒスタミンには、次のような作用があります。
- かゆみを起こす
- 血管に隙間を作る
- 気管支を収縮させる
卵が体に入るとかゆみが起き、隙間の出来た血管から体液が漏れ、それがブクブクと膨れて蕁麻疹が出てくるのです。
また、気管支が収縮して狭くなり、息がゼーゼーとなって苦しくなる喘息発作が起きてしまいます。
初めて食べたものでアレルギーが起きるのはなぜか
今までの話で次のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 卵は食べたのは初めてなのに、いつ卵に対するアレルギー体質が出来上がってしまったのか
- 卵のたんぱく質は消化されてるから異物と認識されないのではないか
確かに、花粉症やダニアレルギーのようなアレルギーとは、先に作られた原因物質に対するIgE抗体と、その後やってきた原因物質が反応して起きるので、初めて食べた卵でアレルギーの症状が起きるというのは不思議です。
外からの侵入物が「異物」かどうかは、主にその物質のたんぱく質の構造で判断される事になりますが、食べ物はそのままの形で吸収されるわけではなく、たんぱく質は「アミノ酸」にまで消化・分解されて吸収されるのですから、「異物」と認識されようがないのではないかという疑問もわきます。
それぞれの疑問についてみていきましょう。
卵は食べたのは初めてなのに、いつ卵に対するアレルギー体質が出来上がってしまったのか
まずはじめに、「初めて食べた物なのに、なぜアレルギーが起きるのか」という事についてみていきましょう。
これについては、離乳食を食べる前の赤ちゃんに対して行われた採血検査では「卵を食べたことのない赤ちゃんでもIgE抗体が存在する」という情報があります。
たとえ、アトピー体質であっても何らかの形で卵に背食したことがなけれ食べ物に対するアレルギー体質はできません。
この場合、卵へのアレルギー体質がある赤ちゃんが持つ要因として、考えられるものは次の二つです。
- 妊娠中の胎盤を通じて、母親から栄養が供給されていた事
- 母乳を通じて
このタイミングであれば赤ちゃんが母親の体を通じて卵を取り込む機会となります。
ある研究では、母親に生卵や牛乳、ピーナッツを食べてもらいその成分が母乳中に検出されるか調べた物があります。
その結果、卵、牛乳、ピーナッツのいずれについても食べたお母さんの50~60%の母乳の中に、食べた物の成分が検出される事や、アレルギー体質となるには十分な量の成分が含まれていた事が明らかになっています。
IgE抗体を作りやすいアトピー体質(遺伝)と、母乳中にアレルギーの原因となるアレルゲンが分泌されるという環境がそろうと離乳食開始前の赤ちゃんであっても食べ物に対するアレルギー体質が出来上がってしまうのです。
こうした結果、初めて卵を食べたにも関わらず蕁麻疹が出たというような事が起きるのです。
消化された物でもアレルギーは起きるのか?
二つめの疑問である「卵のたんぱく質は消化されてるから異物と認識されないのではないか」についてみていきましょう。
血液にたんぱく質が吸収されるときにはアミノ酸になっているはずなのに、なぜアレルギー反応が起きるのか?という事については「食物アレルギーが乳児期に多いこと」と関係しています。
ポイントを挙げると次のようになります。
- 乳児期は十分な消化能力がない
- 乳児期は免疫力が低い
一つめは乳児期は消化・吸収能力が未熟で、たんぱく質が十分に消化されず、「たんぱく質のかけら」の状態で吸収されているという事が挙げられます。
この「たんぱく質のかけら」は「ペプチド」と呼ばれ、アミノ酸にまで十分に消化されていない状態です。
ペプチドの状態のまま吸収する事でアレルギーを起こしやすい形で吸収しているのと同じ意味になります。
二つめには、粘膜からの抗原侵入を防ぐ役割のある「IgA抗体」のレベルが、二歳ぐらいまでには低いという事があります。
また、乳児期に食物アレルギーが多いのは、乳児はまだ行動範囲が狭く、最も多く接触する「異物」が食べ物ということもあるでしょう。
ここでは、たんぱく質の全体構造としてだけではなく、その部分である「ポリペプチド」も「異物」として認識される点がポイントとなります。
このように、乳児期の食物アレルギーは、消化・吸収能力が未熟であることが主な原因なのです。
ですから、「なんとか早く、食べられるようにしてやりたい」等と焦る必要はありません。
吸収・消化機能が発達するまでの一定期間、その食べ物の摂取を避ける事で改善する事が大多数です。
基本的には音あの消化・吸収機能のレベルに近づくのは「二歳くらい」と言われています。
もちろん成長の度合いや個人差はありますが、一般的に、それまできっちりと摂取をやめて、その後少しずつ体に入れていくというのが適切な方法となります。
アレルギーの原因の食べ物を食べ続けると慣れるのか?
基本的にやはりアレルギーの原因となる食べ物は、摂取は避けるべきです。
食べ物アレルギーを持つ人の多くは「症状があるけれど食べ続ければ慣れてくるかも?」と思う事があります。
しかし、一般的にはそのような事は言えません。
「子供の気管支喘息の原因 ダニアレルギーについて」で紹介しているように、たとえ与え続けて慣れさせるような方法を探るとしても、何百万倍、何千万倍にも薄めるなどしてアレルギーを起こさないような形で与え続ける事が必要になります。
スギ花粉症では、どういう抗原成分なら安全なのかがわかり、もう少しでワクチンが作られるというところまで進歩してきています。
しかし、食物アレルギーではもう少し研究が進む必要があります。
やみくもに食べれば治るという物ではない事は、今までのアレルギーの症状などから見て明らかかと思います。
それを無視してアレルゲンとなっている食物を食事で摂取し続ければ食物アレルギーの反応が腸で起こります。
すると腸で血管の透過性の亢進によって浮腫が起こり、たんぱく質の非特異的吸収が亢進して次々とアレルギーを起こすきっかけにもなりかねません。
離乳食を早くすればアレルギーに良い効果があるのか?
離乳食を早くする事で「脱感作」(アレルギーを出さなくする事)が出来るのではないかと思う人が多いようですが、果たして本当にそうでしょうか。
1960~1970年頃は離乳食を進めるのは早い方が子供が健やかに育つと考えられてきました。
そのために、生まれて間もない赤ちゃんが、牛乳の飲み過ぎによる牛乳貧血や牛乳アレルギーをお越し、それが原因の下痢による「低たんぱく血症」が増えました。
赤ちゃんは消化・吸収能力が未熟なので、たんぱく質のかけらの状態で吸収された物質に反応してIgE抗体がつくられてしまったり、もともとアトピー体質ではない場合でも「IgG抗体」を作ってしまい、Ⅰ型アレルギー以外のアレルギーを起こしてしまう事があります。
このような事を踏まえてみると「離乳食は早くすればいいという物ではない」という事がわかると思います。
ましてや、離乳食を早くすればアレルギーが治るという事については根拠を提示する事が出来ない事の一つです。
人の成長には個人差があります。離乳食は赤ちゃんの成長に合わせてゆっくりと始めるのが一番だと思います。
食物アレルギーの主な原因物質
これまでにIgE抗体をつくる異物とは基本的には「たんぱく質」である事が様々な研究からわかっています。
IgE抗体はたんぱく質の構造を認識して、アレルゲンとして扱い反応を起こします。
食物アレルギーを起こす主な食品三つのアレルゲンタンパク質を見てみましょう。
- 「卵白」の主なアレルゲンたんぱく質
- 「牛乳」の主なアレルゲンたんぱく質
- 小麦の主なアレルゲンたんぱく質
このほか、米や大豆、そばのアレルゲンたんぱく質も研究されていますが、米ひとつとってもアレルギーを起こす原因タンパク質はいくつもある事がわかっています。
したがって検査方法の限界から、裁決してもそれぞれのアレルゲンたんぱく質に対するIgE抗体が検出されにくいことがあります。
また、検査ではIgE抗体が陽性でも、食物を調理・加熱する過程の中で、原因たんぱく質がアレルギーを起こさなくなる事があるという事はご留意ください。
「卵白」の主なアレルゲンたんぱく質
卵の「卵白」は次のようなたんぱく質を含んでいて、アレルゲンとして体で扱われやすい成分です。
- オボムコイド(熱に強いたんぱく質)
- 卵白アルブミン(加熱で簡単に変性します)
- 卵白リゾチーム(感冒薬などによく使われています)
「牛乳」の主なアレルゲンたんぱく質
牛乳は次のようなたんぱく質を含んでいて、アレルゲンとして体で扱われやすい成分です。
- カゼイン(チーズの主な成分)
- アルファラクトンアルブミン(牛乳でチーズをつくった残りかすである乳清に含まれる)
- ベータラクトグロブミン
牛乳アレルギーでは、アレルギーを起こす主なタンパク質は上で述べた通りになります。
簡単に言うと、牛乳からチーズを作った時にチーズに含まれるのがカゼイン、残りが乳清(ホエー)成分です。
カゼインは牛乳のたんぱく質の80%を占めています。
乳清はヤクルトなど乳性飲料に使われている成分です。
牛乳を沸かしたときにできる膜の中にはカゼインが含まれています。
そして、このカゼインが牛乳アレルギーの一番の原因になるたんぱく質です。
このカゼインを含むカゼインナトリウムは食品添加剤としてハムなどの接着剤としてよく使われていますが、牛乳成分と表示する義務がありません。
良くあるのが、卵・牛乳アレルギーの人が「卵も牛乳も入っていないハムを見つけて食べたのに蕁麻疹が出た」というものです。
表示には「カゼインNa」とあるのですが「カゼインNa(乳由来)」とは表示していない為、牛乳と関係がある事が消費者には判断できない事があります。
「小麦」の主なアレルゲンたんぱく質
小麦は次のようなたんぱく質を含んでいて、アレルゲンとして体で扱われやすい成分です。
- グルテン
- 食塩水溶解性たんぱく質
小麦アレルギーの人は「グルテン」に要注意です。
「アレルギー治療で絶対に必要な事 正しい情報の選び方」でも紹介した小麦アレルギーの人とパン屋の話では小麦アレルギーの人が「小麦が入っていないパンを食べたのに、蕁麻疹がでた」といって病院にいきました。
その米パンには「米」と「グルテン」という表示がありましたが、このグルテンこそが小麦アレルギーの原因たんぱく質です。
なかには小麦グルテンが含まれているにも関わらず、わざわざ「卵、牛乳、小麦アレルギーのある方にも大丈夫」といって販売しているケースもあるので表示をみて「グルテン」が書かれていた場合は避けるよう注意しましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- 食物アレルギーには「即時型」と「遅延型」の二つのタイプのアレルギーがあります。
- 食べてすぐに蕁麻疹、喘息、下痢、嘔吐などの症状が出る物を「即時型」と言います。
- それに対し、食べて1~3日後に湿疹が出る物を「遅延型」と言います。
- 即時型の食物アレルギーの原因となる主な食べ物をまとめると次の通りです。
- 鶏肉
- 乳製品
- 小麦
- 甲殻類
- 果物
- そば
- ピーナッツ
- 魚卵
- アレルギー症状として主な物は次の通りです。
- 蕁麻疹
- 嘔吐
- 下痢
- 血便
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- アナフィラキシーショック
- アレルギーの症状として基本となるのはⅠ型~Ⅳ型のすべてのアレルギーのタイプです。
- Ⅰ型~Ⅳ型のアレルギーの詳細について「アレルギーとは 免疫システムの異常と症状・病気」で紹介していますので内容についてはそちらを参考にしてください。
- 先ほどの記事で紹介しているⅠ型~Ⅳ型アレルギーの他に、食物アレルギーには新しいタイプのアレルギーもあります。
- 厚生労働省による、食後60分以内に症状の出た患者についての調査を見てみると診断根拠については詳しく触れられていませんが、やはり、最も多い反応の仕組みはスギ花粉症やダニアレルギーと同じⅠ型アレルギーです。
- これについては、離乳食を食べる前の赤ちゃんに対して行われた採血検査では「卵を食べたことのない赤ちゃんでもIgE抗体が存在する」という情報があります。
- 血液にたんぱく質が吸収されるときにはアミノ酸になっているはずなのに、なぜアレルギー反応が起きるのか?という事については「食物アレルギーが乳児期に多いこと」と関係しています。
- 基本的にやはりアレルギーの原因となる食べ物は、摂取は避けるべきです。
- 離乳食を早くする事で「脱感作」(アレルギーを出さなくする事)が出来るのではないかと思う人が多いようですが、果たして本当にそうでしょうか。
- 人の成長には個人差があります。離乳食は赤ちゃんの成長に合わせてゆっくりと始めるのが一番だと思います。
- これまでにIgE抗体をつくる異物とは基本的には「たんぱく質」である事が様々な研究からわかっています。
- IgE抗体はたんぱく質の構造を認識して、アレルゲンとして扱い反応を起こします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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